テニスプレーヤーの大坂なおみさんのうつ病告白が話題になっています。
世界中のメディアに話すことがプレッシャーとなり、不安が増大しうつ症状になったとのことですが「テニス界の白人主義も原因になったのでは?」「差別に苦しんだのでは?」と疑う人も続出!
そこで、大坂なおみさんも苦しめたテニス界の白人主義エピソードについて調べてみました!
目次
大坂なおみのうつ病の一因はテニス界の白人主義?
テニスは、イギリスで生まれ、ヨーロッパを中心に発展したスポーツ!
そのため、白人主義が色濃く残っていてアジア系や黒人の選手の活躍を快く思わない人もいると言われています・・・
大坂なおみさんは、日本(アジア系)とハイチ(黒人)の両方のルーツを持つ選手。
そのため、白人主義のテニス界で辛い思いをしたとも指摘されています・・・
テニスの件も、会見で白人や男性(もしくはそのコンボ)の選手が受ける質問と大坂選手が受ける質問では意地悪度が違う。セリーナ・ウィリアムズ選手にはわかるのだろうな。
— takemaru (@takemarutake) June 1, 2021
RT たまにテニスの会見見るけど、確かに黒人女性の選手に対する質問がきつくて粘着質だと感じてた…。
他のスポーツでは見かけない。— 朝烏 (@shiba_one1) June 1, 2021
うつ病の原因が記者会見だったら問題提起するのは当たり前
特にテニスは白人選手が多いスポーツで今だに人種の事で意地悪な質問も多い
批判覚悟で問題提起した行動は素晴らしい— カイリーファン (@8vRjRrvFiPZNs1I) June 1, 2021
白人選手とそれ以外の選手とが受ける質問には違いがあること、白人でない選手には意地悪で粘着質な質問も多いこと、白人主義的な出来事も多いことを指摘する声も続出していました。
大坂なおみをうつにしたテニス界の差別エピソード
大坂なおみさんも苦しめたテニス界の白人主義や差別エピソードを調べてみたところ、驚くほどたくさんの例が挙がってきました・・・
大坂なおみさんはもちろん、中には錦織圭さんや伊達公子さんといった日本人選手が被害にあったエピソードもあり、暗澹たる気持ちになります。
国籍アイデンティティを問う質問
大坂なおみの試合後の会見でアイデンティティの事について質問してるのとか見て変な感じした。試合の事について聞く場じゃないの?って思った。
— 💧りく💧 (@big_east_water) May 31, 2021
2018年9月、大坂なおみ選手が全米オープンで優勝した際、会見で大坂なおみ選手のアイデンティティを問う質問がされました・・・
それが「古い日本人像を見直す報道があるが、自身のアイデンティティーは?」という質問。
「混血であることでアイデンティティが揺らいでいるという前提に立っているような質問で気分が悪い」「テニスに関係ない」と批判の声も殺到しました。
白人選手にはしない深夜のドーピング実施
ドーピング検査の実施についても、白人とそうでない選手とで実施方法に差別があったと言われています。
日本人の伊達公子さんは、深夜に滞在先に突撃され、検尿を迫られる・・・という仕打ちを受け、怒りをあらわにしたこともあるんだとか・・・
「欧米の選手には行われない扱い」「深夜に検尿を迫るってメンタル面を崩して試合を不利にさせようという意図が働いているとしか思えない」と批判の声が続出しました。
同じことをしても白人選手はお咎めなし
ちなみにニック・キリオスさんはオーストラリア出身の選手で、アジアの国に対する差別があるのを感じてます
テニスは白人主義思想が強く、キリオスが違反を通告されるようなことを、他の白人がやってもお咎めなしということを非難してます— 吉田 (@camellia_snld) November 25, 2016
審判への暴言など、お騒がせ行動がたびたび話題になるニック・キリオス選手。
オーストラリアの選手ですが、父親はギリシャ、母親はマレーシアの出身です。
キリオス選手の言動が度をすぎたこともあるものの、同じ行動でも白人ではないキリオス選手は違反を通告され、白人選手はお咎めなしといった差別があることも指摘されています・・・
錦織圭への意地悪な質問
会見拒否したくなる理由。メディアはテニスにとって必要だと思うし、私も選手がどう考えているか知りたいから会見して欲しいとは思うけど、こんな質問は望んでない。メディアは必要だと訴えるのなら質問の質を高めるべき。ジョークで返せる人ばかりじゃないのだよ。 https://t.co/H7IPT0PnkU
— m@ri (@bunumeazunokuro) May 31, 2021
日本人の錦織圭選手には「なんでフルセットの試合で4時間もテニスすんの?」という意地悪な質問も・・・
「フルセットにもつれるって白熱してるってことなのに何がいけないの?」「錦織のテニスは見たくないってこと?」と怒りを爆発させる人が続出しました!
ナダルをバカにする失礼な質問
大坂なおみ叩かれてるけど例えばナダルがこんな感じで失礼な質問があるような会見を進んでやりたいかと聞かれれば誰でもそれはNOだと思う。もう彼女の言葉にあまり説得力がない気もするけど…。
— おてぐ (@otegutegu1012) May 28, 2021
ナダル選手も失礼な質問の標的となったことがあるんだとか!
それは、2019年11月にナダル選手がそれまで全戦全勝だった相手に初めて敗れたときのこと。
会見で1人の記者が「多くの男性は結婚後、新婚生活の影響でパフォーマンスを落としている。あなたも結婚後テニスに対する情熱が薄れてきているのでは?」と侮辱ともとれる質問を切り出しました。
「同じ質問を白人にはするのかな?」「プロに対して下にみてるような質問で唖然とする」と批判が殺到しました・・・
ナダル選手はスペイン人ですが、ニューヨークタイムズがスペイン人は白人でないと述べて論争になるなど、白人と認めない勢力もいる模様・・・
そのため、バカにするような質問も繰り出されたのでは・・・と言われています。
大坂なおみのうつ病を心配する声
セリーナ・ウイリアムス、めちゃ優しい。セリーナにここまで心配してもらえるとは、大坂なおみ、凄い。 https://t.co/mk3xZnAyUH
— Sea and Lemon (@SeaandLemon1) June 1, 2021
大坂なおみ選手への心配の声を真っ先にあげたテニスプレーヤーは、セリーナ・ウィリアムズ選手!
黒人選手として差別を受けてきた経験もあるため、大坂なおみ選手の気持ちが痛いほどわかるのでは・・・と想像する人も多数のようです。
大坂なおみ選手私は好き。とても心配よ。プロだとしてもあなたの若さでの今の環境はキャパオーバーになって当たり前
— Lilly (@t____Lily) June 1, 2021
間違ってるかもしれんが大坂なおみを心配してるならテレビでやたらに報道せずそっとしといてあげたらいいのに。
— yoshi07hiro01 (@yoshi07hiro011) June 1, 2021
大坂なおみ選手の抱える重圧を思って心配する人や、メディアの前で語ることがうつの原因になったのだから、報道も控えてあげてほしいという声も多くみられました。
大坂なおみ選手の回復と、伸び伸びとテニスに専念できる環境が整うことを願わずにはいられません・・・